車からの振動発生は故障のサイン。考えられる原因と費用

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普段通り運転していたら、車のどこからかガタガタ・ブルブルと振動が発生した経験はないでしょうか?
車からの振動は故障のサインです。振動の原因箇所によっては深刻な故障が起きているパターンもあるため、十分に注意する必要があります。
そこで今回は、振動の種類・出ている場所から予測される様々な故障事例をまとめてみました。

本記事で分かること
  • 車からの振動の種類と、考えられる故障
  • おおよその修理費用

車からの振動の種類と、考えられる故障

車からの振動の種類と修理代一覧表

※一般的な不具合予想と修理代は目安になります

走行中にハンドルがブルブル震える場合

ホイールバランスが狂っている

ある一定の速度になるとハンドルがブルブル震える場合は、ホイールバランスが狂っている可能性があります。タイヤ交換をしたときにブレないよう、同時にホイールバランスを調整しますが、調整が甘かったり、バランス調整用のウエイト(おもり)が走行中外れてしまった場合は、バランスが狂ってホイールが偏心してしまい、ハンドルに振動が伝わってしまいます。
ハンドルが震え始める速度は20km/h~100km/hと条件によって様々です。

※長方形の部品がバランスウェイト
ハブベアリングが劣化している

ハブベアリングが劣化し、ガタが発生していると、ホイールがスムーズに回転できず、ハンドルに振動が伝わってしまします。車検ごとに検査する項目ではありますが、特に過走行車両は注意が必要です。

ブレーキペダルを踏んだ時にペダルが震える場合

ブレーキローターが歪んでいる

ブレーキペダルを踏んだ時にペダルが震える場合は、ブレーキローターが歪んでいる可能性があります。主な原因は急ブレーキ多用によるものです。ブレーキローターが過熱することで、歪みが発生することがあります。車を労わるためにも急のつく動作は避けた方が良いでしょう。

信号待ちなどで車が振動する場合

エンジン・ミッションマウントが劣化している

信号待ちなどで車がガタガタと振動する場合、エンジン・ミッションマウントが劣化している可能性があります。
エンジン・ミッションは振動軽減の為、車体(フレーム)にゴムのマウントを介して搭載されており、ゴムが経年劣化で硬化や亀裂が生じ、振動が車体に伝わりやすくなってしまいます。

※真ん中の丸い部分がゴム製になっている
エンジン部品が劣化している

エンジン部品の不具合が原因で正常時よりもエンジン振動が大きくなってしまい、振動をマウントで打ち消しきれずに、車体が振動してしまう場合があります。
イグニッションコイルの劣化・スロットルボディの汚れ・エアクリーナーの詰まりが原因に挙げられるパターンが多いです。

※新品のエアクリーナーと劣化したエアクリーナー(一例)

車の異常を感じたら、まずは修理工場へ

今回こちらで紹介した一般的なパターン以外にも、様々な原因で振動が発生していることも考えられます。原因によってはすぐに対処しなくてはいけない場合もあるため、自己判断で対処するのもいいですが、修理工場へ持ち込みプロに診てもらった方が良いでしょう。

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